スラムダンクのアニメが打ち切りの理真相由は?最終回がひどい

スラムダンクは、バスケットボール漫画の名作としてあまりにも有名な作品。

1993年10月から1996年3月までアニメ化し、日本国内のバスケットボール人口を爆発的に増やした立役者です。

それだけ人気があったというのに、アニメスラムダンクの終盤全国大会を目前にして突然のオリジナル展開で終了してファンを驚かせました。

原作はその後インターハイ出場最も盛り上がった最終戦が控えていたというのに、それを投げ打ってアニメが打ち切りになってしまうのは明らかに普通ではありません。

スラムダンクのアニメが突然打ち切りになった理由とはなんなのでしょうか。

その真相とともによく上がる『最終回がひどい』と言う噂の検証もします!

目次

スラムダンクのアニメが打ち切りになった理由は?

スラムダンクのアニメが打ち切りになった理由は、大きく二つあります。

アニメの視聴率低下

スラムダンクのアニメ終盤は、まだまだ人気が高かったイメージのある人も多いと思いますが、実は視聴率が低下していました

何故かというと、当時人気を博していたスポーツバラエティ番組『筋肉番付が1995年秋に金曜深夜から土曜ゴールデンタイムに移動してきたからです。

『筋肉番付』と聞いてもピンと来ない人もいるかもしれませんが『SASUKE』と聞けばわかる人も多いでしょう。

『SASUKE』は元々『筋肉番付』のスペシャル企画だったのです。

土曜のゴールデンタイムと言えば子どものアニメ番組に譲ってくれていた大人たちも、『筋肉番付』が同時間帯に来てしまったら話が別です。

多くの子どもたちが親とのチャンネル争いに敗れ『筋肉番付』に軍配が上がってしまいました。

最も、『筋肉番付』は子どもが見ても面白い番組だったので、やがて子どもたちも好んで見るようになっていったのですが…

そこに90年代後半バラエティブームも追い風となりました。

スラムダンクの平均視聴率15.3%に対し、筋肉番付20%

筋肉番付登場後のスラムダンクは苦戦を強いられ、視聴率7.8%のときもあったというので、筋肉番付の勢いはすさまじいものだったことが伺えます。

当時は、インターネット動画配信サービスなども無くテレビ全盛期です。

原作『スラムダンク』の人気自体は落ちないどころかますます盛り上がりをみせながら、アニメの視聴率が振るわないというアンバランスなことになってしまい、今以上に視聴率主義だったテレビ業界は番組改変時期に合わせてアニメスラムダンクも打ち切ってしまったそうです。

作者と編集側とのトラブル?

人気絶頂の中、作者井上雄彦先生と編集側との間で漫画の引き際について意見の相違があったようです。

編集側はやはり、人気のあるうちは引き延ばして連載を続けてほしかったようですが、

井上先生はNHK『トップランナー』出演時に「インターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていた」と発言していたらしく、執筆当時からすでに引き際を決めていたようです。

原作がどこまで描かれるのかが見えずアニメの視聴率も低下し、様々なタイミングが絡み合ってアニメ打ち切りとなってしまったようですね。

ちなみに、当時の担当編集者は鳥嶋和彦氏

鳥山明先生の担当もしており、『Dr.スランプ』のキャラクターDr.マシリトのモデルとしても有名です。

鳥山明先生の『ドラゴンボール』が、作者がどれだけ嫌がっても引き伸ばしに引き延ばされたことは有名です。

バトル漫画に転身して成功した『ドラゴンボール』はまだしも、リアル志向の高校スポーツ漫画である『SLAM DUNK』があんなに引き延ばされたらと思うと…短く終わったのは正解だったのかもしれません。

原作者は編集との喧嘩別れを否定

上記のように取り上げると、まるで原作者と編集側が喧嘩別れの勢いで連載終了したように思われてしまいますが、そうでもないようです。

原作者自身のTwitterで否定されています。

意見の相違&早い幕引き=喧嘩別れ と決めつけるのは早合点でしょう。

編集の鳥嶋氏が発言力の強い人だった分、そういう憶測も盛り上がるのでしょうが、編集者としてやり手だったという話も聞きます。

「元々、山王戦で終わらせるつもりだった」と原作者が方々で名言しているので、編集側と意見の相違はあっても最終的に原作者の以降が通ったと考えるのが妥当ではないかと思います。

スラムダンクの最終回がひどい?

スラムダンクの原作連載中にアニメが打ち切りとなってしまったため、当たり前ですが原作とアニメでは最終回が全くの別物です

アニメの終盤は、インターハイ出場が決まった後からアニメオリジナルストーリーに入ります。

アニメオリジナルストーリーの概要

主人公たち湘北と、翔陽(藤真、花形、長谷川)陵南(魚住、仙道、池上、福田)合同チームで練習試合をする、というまさかの展開。

全国大会行きが決まった湘北を激励に来た翔陽メンバーに偶然出会った彦一がついて行くと、合宿シュートを披露したかった桜木練習試合を提案し、彦一にメンバーを集めさせます。

合同チームのベストメンバーとポジションは下記のようになりました。

  • PG(ポイントガード) 藤真 健司(翔陽)
  • SG(シューティングガード) 仙道 彰(陵南)
  • SF(スモールフォワード) 福田 吉兆(陵南)
  • PF(パワーフォワード) 花形 透(翔陽)
  • C(センター) 魚住 純(陵南)

試合終了後、駅のホームに湘北メンバーが集まり、インターハイに向けて出発しようとするシーンでアニメは終わりました。

ファンサービスに富んだ内容

全国大会目前での打ち切りということで、製作陣は話のまとめ方をかなり悩んだのではないかと思いますが、

人気キャラを詰め込んだドリームチーム戦

全国大会で描かれた合宿シュート顔面シュートも披露したりと、ファンサービスをもりもりに盛り込んだ試合内容でした。

アニメ最終回がひどい?

その反面、やはり原作者のシナリオではない試合は難しかったようで、厳しい意見もあります。

引退して板前への道を決意した魚住が(最初は渋ったものの)未練を見せて参戦したり、

明らかに女性人気の高いキャラクターの寄せ集めだったり、

どうしても原作と比べると試合内容が見劣りしたり―――

当時子どもだった私も正直、不自然な打ち切りタイミング取って付けたようなドリームマッチに、子ども心に『大人の思惑』が透けて見えて萎えたのを覚えています。

しかし、今思えば人気作の突然の打ち切りに混乱したのは製作側だって同じ…いや、その悔しさはファン以上のものだったかもしれません。

限られた予算と製作期間の中で、せめてファンに少しでも楽しんでもらおうと考えて作られたのが、この練習試合だったのではないでしょうか。

打ち切り自体は世知辛い大人の事情によるものですが、携わった人たちはそれぞれができる限りのものを精いっぱい込めたのが、SLAM DUNKが今も愛される理由なのかもしれません。

まとめ

突然の打ち切りにファンも製作陣も振り回されてしまったのは残念でしたが、

人気絶頂の中終わってしまったからこそ、胸に焼き付けられたのもまた事実。

2022年12月に公開される映画『THE FIRST SLAM DUNK』も、この長年追い求め続けたファンの期待に応え得る作品であることを期待しています。

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