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【漫画】宝石の国最終回がひどい?ネタバレ感想まとめ【完結】

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宝石の国』は、『月刊アフタヌーン』で連載されていた作品です。

宝石の身体を持つ主人公たちの戦いを描いた特殊な世界設定のこの作品は、話題が話題を呼び、美麗なアニメ化も成功しました。

この『宝石の国』が12年かけて2024年4月25日に完結。同時に全話無料という大盤振る舞いをし、注目を集めました。

しかし、この『宝石の国』。話の出だしからは想像もできないような展開の連続で、読者たちの情緒を乱れに乱し、本当にどこかに着地することができるのか心配になる大変な作品でした。

そんな経緯をたどってきたので、『宝石の国』の最終回には驚きを隠せない人も多く、「ひどい」という声も聞こえます。

結局、読む人を振り回し続けた『宝石の国』はつまらなかったのでしょうか?おもしろかったのでしょうか?

感想をまとめてみます!

目次

漫画『宝石の国』ネタバレ説明

こんなにあらすじでは伝わらない話を他に知りません。「読まなければわからない」としか言いようがない。

おそらく、あらすじだけでは「は?」としか言えないでしょう。

それをお覚悟のうえで、それでも良い方のみお読みください。

最終回までのあらすじ

舞台は、人間が滅亡してからさらにはるかな時の流れた地球。

そこには、宝石の身体を持つ人型の生物たちが生活していました。

宝石であるため、未来永劫を生きられるものの、月から現れ宝石たちを狩っていく月人の脅威にさらされる宝石人間たち。

狩られずに生き残っているのは、指導者である金剛28体の宝石人間たちだけでした。

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主人公は、その28体の中でも一番年下で硬度が最も脆いフォスフォフィライト(通称フォス)。

すぐに割れてしまうため月人討伐の役には付けず、不器用なため他の仕事を手伝うこともできないフォスは、毒素が強すぎるため他の宝石たちと暮らすこともできず、海辺の洞窟に住む孤独なシンシャ(水銀)と出会います。

役目も持てず孤立し、月人にさらわれることさえ待ち望むシンシャに、フォスは「君にしかできない仕事を見つける」と一方的に約束しました。

そんなある日、フォスは月人が落としていった巨大なカタツムリのような軟体生物に捕食され、殻の一部にされます。

無事に復活した時、その軟体生物アドミラビリスと会話できるようになっていました。

そのアドミラビリスの王ウェントリコスス王は、「故郷の海に帰りたい」とフォスを連れ出し、かつて「にんげん」だったものが「魂、肉、骨」に別れたものが「月人、アドミラビリス、宝石」だと説明します。

しかし、ウェントリコススがそうして連れ出したのは罠で、月人に捕らわれた弟アクレアツスと引き換えにフォスを月人に引き渡す算段だったのです。

月人の攻撃でフォスは両足を失いますが、アクレアツスが月人を撃退。アクレアツスの貝殻からアゲートをもらい受けます

フォス最初の欠損(アゲート接続)

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フォスは欠損した足をアゲートで埋め合わせ、俊足を手に入れたことを機に、月人撃退のための見張り役の一人となります。

足と共にウェントリコススから聞いた「にんげん」の伝説を忘れたフォス。宝石人間は身体を欠損すると、その量に伴った記憶も欠け落ちることがわかりました。

しかし、初陣でパートナーのアメシストが襲われたとき、フォスは動けませんでした。

その後悔からか、アゲートで埋めた副作用か、金剛以外の宝石たちが冬眠に入る間もフォスは寝付けませんでした。

唯一冬の番をしているアンタークチサイトと組んで見廻りをしますが、今度は流氷にそそのかされて両腕を失います。

フォス2回目の欠損(合金接続)

その埋め合わせのために金と白金の合金を試してみると、合金が暴走。フォスが合金に捕らえられている間に襲撃した月人に、フォスを守ろうとしたアンタークが捕らわれてしまいます

制御を覚えた合金は大きな戦闘力をフォスに与えますが、目の前でむざむざとアンタークを失ったことはフォスにとってのトラウマとなり、悪夢のため眠ることもできず、罪悪感からフォスはアンタークの代わりを務めます。

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春になり宝石たちが冬眠から覚めると、戦力として申し分のないフォスは宝石最強のボルツと組みますが、犬のような巨大な月人の出現に悪戦苦闘します。

しかし、この月人はなぜか金剛の前では大人しく、指示を聞きます

フォスは金剛と月人の関係性に疑念を抱きますが、シンシャからは全員気づいてはいるが黙認していると知らされます。

月人研究担当のアレキサンドライトに習って月人の勉強をし、金剛との関係性を分析しようとしますが、月人撃退の際に金剛が自分の身を削っていることに気づいて困惑します。

新たなパートナーとなった図書係のゴーストクォーツがフォスに賛同し、月人との接触を試みます。

その際に動作不良に陥ったフォスを助けるため庇ったゴーストは、月人の攻撃で表面が剥がれ、回収。内蔵していたもう一つの宝石カンゴームが現れます。

ゴーストクォーツを失い一度は錯乱したものの、カンゴームを受け入れパートナーとなったフォスは、今度はカンゴームを庇って頭部を奪われます。

フォス3回目の欠損(ラピスラズリの頭部接続)

その昔、フォスとは逆に頭部だけ残してさらわれたラピスラズリをフォスの身体に接続しますが、適応するため102年の眠りにつきます。

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その間に、博識であったラピスラズリの知識がフォスに与えられました。

その知識と、ウェントリコススの子孫ウァリエガツスに再び教わった「にんげん」の伝説を武器に、フォスは金剛を問い詰めますが、金剛は「答えられない」と返答。

フォスはわざと月人にさらわれ、月に向かいます

「王子」と呼ばれる月人の代表者エクメアに出会い、フォスは歓迎されます。

エクメアは驚くほど真実を明け透けに教えてくれますが、宝石たちががいつか取り戻そうとかすかな希望を抱いていた「月にさらわれた仲間たち」は、復活しないように粉々に砕かれ、月面を覆う砂になっていたことを知らされます。

エクメアたち月人はかつての人間たちの魂。それも、祈ってくれる人がおらず成仏できなかった悪人たちの魂であり、そんな彼らのために祈る機械として作られたのが金剛でした。

しかし、金剛は志半ばでその役目を放棄しているため、彼が庇護する宝石たちを次々と奪い粉にし、金剛に本来の役目を果たさせようと刺激しているのだと言うのです。

フォス4回目の欠損(監視用合成真珠接続)

フォスは宝石たちのためにも金剛に祈って月人を成仏してもらおうと画策し、宝石たちの離反を促す計画をたて、粉になった仲間たちを復活させるようエクメアに交渉し、監視用の合成真珠を左目にし、地上に帰還します。

フォスは宝石たちへ月への興味を掻き立てるよう弁舌を振るい、興味をそそられた宝石たちを月へ連れ立ちますが、月の現実は連れてきた宝石たちを打ちのめします。

また、本来の目的である金剛への思ったような刺激とはならず、逆に地上に残された宝石たちの強い反感を買い、宝石たちは二分されてしまいました。

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また、粉から復活できる宝石は硬度5までであり、自身の頭部、そしてアンタークがその中に入らないことに絶望するフォス。

しかし、その復活の技術の対価として金剛を夜襲した折、フォスはボルツに斬られ倒れます。

ユークレースだけはフォスを受け入れようとしますが、月から再来していたカンゴームがフォスの頭を砕き、夜襲組を回収

揺らいでいた自我を確立させてくれたエクメアと恋人関係になっていたカンゴームは、フォスの欠点を糾弾し、それまでのフォスとの信頼関係を否定

フォスは罪の意識から、丸腰で一人、金剛の説得に向かいます

身体を割られ檻に入れられながらも金剛に祈りを懇願するフォス。しかし金剛は、致命的な不具合のために祈ることが不可能であると告げます。

フォス5回目の欠損(金剛による不完全な復元、エクメアによる合成宝石によるツギハギ)

フォスは地上の宝石たちの手で一度バラバラにされ埋められますが、220年の後、金剛がフォスを組み立てると、改めて金剛に「祈れ」と迫り、無理やり金剛の手を合唱の形に合わせさせます。そこに地上の宝石たちが駆け付けます。

すんでのところで月に戻ったフォス。一度細かく割られ埋められていたフォスの金剛による復元は不完全で、ギリギリ人型に見える程度であったため、エクメアによりさらに合成宝石でツギハギされますが、それも最低限のもので元の姿が想像できないほど凄惨な姿でした。

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その姿はフォスの錯乱状態に繋がり、「金剛はまだ僕を愛しているから必ず祈る」「邪魔する宝石たちを全て粉にする」と再び地上へ。

醜く豹変したフォスを人間のようだとあざ笑うカンゴームに、エクメアは緻密で気の長い計画によりそうなるように仕向けたことを打ち明けます。

金剛の致命的な故障を乗りこえ、祈らせるために、フォスには人間を超えてもらうことが必要なのだと。

地上の宝石たちと金剛までも手にかけるフォス。金剛は最後に「一心に幸福を祈りなさい」という言葉を残して壊れ、彼の片目を受け取ったフォスは金剛の能力人間たちの歴史を1万年かけてインストールすることになります。

ここでまさかの2年間にわたる長期休載に入り、ファンたちはまさに阿鼻叫喚の地獄絵図を描きました。

その間に、フォスに壊された金剛と宝石たちも全て月人に回収され、月人たちと和解

宝石を月人にする技術によって身体の束縛から解かれた宝石たちは、月で平和で享楽的な時を過ごします。

インストール後の神的存在となったフォス

満たされた日々を過ごした宝石と月人たちは、一万年の時を経たフォスの元へ集まります。

もはや原形をとどめない神的存在となったフォスは、月人と、今や宝石たち含めすべての生物のたった一つの願いをかなえるため、皆のために祈り、祈られた生物たちは無に帰しました

生物の絶えた地上に一人残されたフォスは、悠久の時を過ごし、ある日岩石生命体に遭遇。

やがて独自の言語も扱い始めた、しかし人間とは無関係な無邪気な岩石生命体たち。

そして、海上に残されていた金剛の兄機と親しく穏やかに過ごします。

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しかし、自分の中に「にんげん」が残存している恐怖を抱えるフォスに、兄機はフォスの中に人間は残存していないこと、かろうじて残ったフォスフォフィライトの破片はフォスの本来の純粋さがあるため残すように月人に命じられていることを伝えます。

さらに3万年後。地球が太陽に飲み込まれる時が近づく中、月人が用意していた脱出ポッドが起動。

皆が乗り込む中、フォスだけは人間の根絶のため乗船拒否

兄機は、フォスの中でもっとも純粋で人間の残っていない部分———フォスフォフィライトの破片だけを抜き出し、脱出します。

フォスは地球とともに消滅。

兄機たちは新天地へたどり着きました。

新天地で、岩石生命体の一人として新たな命を得たフォスフォフィライトの破片は、無邪気に悠久の時を生きます。

兄機は満ち足りた気持ちで生き絶え、フォスは相変わらず脆く、欠けることもありますが、その欠片は美しい流星となるのです。

漫画『宝石の国』最終回の評判は?

なんというか、こう…いろんなものを超越した作品で、「この最終回をどう受け取ればいいのか」途方に暮れていたり、諦めている人もいるという、他の作品ではあまり見られない反応が見受けられます。

悪い評価

悪い評価は主に、「フォス以外が不快」派と「フォス自体が不快」派に分かれるようです。

フォス以外が不快

主人公のフォスは、物語の最初は不器用で抜けているものの、天真爛漫で楽観的なキャラクター。

そんな彼が、欠損していくたびに余裕を失くし、皆のためにとその身を削って献身し奔走するのが、ことごとく空回りしていくという残酷な話です。

彼がこれだけ尽くしても、宝石たちの誰も彼一人に寄り添う味方にはならなかったこと。

特に終盤は、すべてのしわ寄せをフォス一人に背負わせながら、フォス以外のキャラクターが全員幸福を謳歌するという対比に胸を痛める人が多く出ました。

フォス自身が不快

その反面、性格が悪いわけではないものの、承認欲求が強く、浅慮で思い込みが強く、脆いのに行動力だけはあるフォス自身が受け付けない人もいます。

実際、容赦のない言い方をすれば「自業自得」と見ることもできてしまう、ドライな表現をされ続けました。

良い評価

しかし、宝石たちの物語は情緒乱れるドロドロな内容だったものの、

フォスの祈りによって「にんげん」だった者たちが一層された後の世界は、一転して穏やかで朗らかで負の要素が無く、まさに「悟りの境地」といった世界を描いて緩やかに終わっていきます。

長い旅を経て穏やかな眠りについた、人間の残存生物であるフォス兄機の幕引きに、安どの息を漏らす人も多かったようです。

仏教的思想に通ずる物語

『宝石の国』を評価する人の多くが、この物語が仏教的思想をベースに描かれ、まさにその価値観の上で最上の終焉を迎えたことに感動を禁じ得ないようです。

宝石たちの時代と岩石生命体時代の対比

また、宝石や月人などの元人間たちの時代と、それらが成仏した後の岩石生命体時代の対比が、まさに真逆で、そのおかげでようやくフォスが救われたことを評価する声も寄せられています。

すべては作者の手のひらの上

また、作者の緻密な計画による現実世界ともリンクした計算づくの『宝石の国』が完成したことに、慄く人たちも大量発生です。

しかし『宝石の国』、ちょうどフォスが1万年かけてインストールに入ったところで2年間にわたる長期休載に入ったのですよね。

もしかして、この長期休載すら計算の上だったという事…?

良いとか悪いとかではない評価

様々なものを超越して新境地に至った『宝石の国』。

もうとにかく無事に完結したことをただただ受け入れる人たちもいるようです。

まとめ

様々な話題をよんだ『宝石の国』。

最初はキラキラした宝石たちを主人公に月人をやっつけるアクションストーリーかと思いきや、

話を進める内に狂気じみた収集のつかないドロドロの話になっていったのに、

最後は悟りの境地に至ると言う、先が読めないなんてものではない唯一無二の物語でした。

読んでいる間、経験したことがないほど情緒が乱れに乱れたのですが、最終的に「出会えてよかった」と思える作品になってくれて安心しています。

他にない作品を最後まで描き切ってくださって、ありがとうございました。

アニメ「宝石の国」は、「DMM TV」で視聴することが可能です。

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