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Fate凛ルートのストーリーをネタバレ徹底解説まとめ

Fate凛ルート
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『Fate/stay nigh』の人気キャラの一人、白い髪に紅の衣服をまとった謎のサーヴァント・アーチャー

この記事では彼の真実にスポットがあたる、凛ルート〖Unlimited Blade Works〗のストーリーについて筆者の見解を交え、まとめてみました。

目次

〖Unlimited  Blade Works〗ストーリー・ネタバレ解説まとめ

0年前、遠坂凛の父・時臣が参加して敗れた聖杯戦争。

再び始まる第5次聖杯戦争に参加を決意する凛。最優剣士・セイバーを望む凜が召喚したのは…紅い衣服に身を包んだアーチャークラスのサーヴァント。

アーチャーは凛の未熟な召喚のせいで記憶が曖昧だと言い、真名も覚えていないと告げます。

凛の赤いペンダント

ある日、ランサーとアーチャーが対決しているところを目撃してしまった衛宮士郎は、ランサーに襲撃されてしまいますが、の蘇生魔術により一命をとりとめ、凛はその場を立ち去ります…赤い宝石のペンダントを残して…。

アーチャーは召喚された後、赤いペンダントを凛に返しています。

士郎は命の恩人の落とし物としてこのペンダントを大切に持っていました。

この世に一つしかないはずの凛の父・時臣の形見のペンダントが二つあるのは何故か…。アーチャーは凛のペンダントを大切に持っていたからこそ、聖遺物を持っていなかった凛がアーチャーを召喚できたのです。

そんなわけで、聖遺物を持っていない凛が召喚するのは最初からアーチャーしかありえなかったということです。

士郎の初戦

こうしてマスターとなった士郎は、10年前の聖杯戦争がもたらした悲劇を繰り返さないために第5次聖杯戦争への参加を決意しました。

言峰教会で聖杯戦争への参加表明をした帰り道、士郎たちの前に、イリヤスフィールという少女が巨漢のサーヴァント・バーサーカーを引き連れて士郎たちを襲撃します。

圧倒された士郎達でしたがアーチャーの攻撃でひとまずは退散するイリヤ陣営。

ライダー現る

そんな経験をしてもサーヴァントも連れず学校に来る、油断しまくりの士郎にイラっとした凛は士郎に攻撃をしかけてきます。

その時、士郎を追う凛をめがけて襲ってくる鎖付きの短剣。

士郎は凛をかばってケガをしますが、そのまま鎖の主を追って行き、ライダーと対決することに…。

ライダーに攻撃されて士郎はピンチに陥りますが、駆け付けた凛によって助けられ、凛と士郎は休戦協定を結びます。

キャスターの狙い

ある日魔術の訓練をしていた士郎は、キャスターのサーヴァントによって柳洞寺に連れ去られてしまいます。

キャスターは士郎の令呪とセイバーを奪い、バーサーカーを倒すという目論見でした。

士郎を救出すべく柳洞寺へ向かうセイバーでしたが、キャスターが召喚し、柳洞寺の門を守るサーヴァント・アサシンが行く手を阻みます。

対立するアーチャーと士郎

絶対絶命の士郎を救ったのはアーチャーでした。

しかしアーチャーは不必要な戦いはしない主義だ…とキャスターにとどめをさしませんでした。

アーチャーがキャスターを逃がしたのは、キャスターが無関係の人の犠牲の元に魔力を高めるのだとしても、その結果キャスターがバーサーカーを倒せるのならば、それも致し方がない…という考えからでした。

これは切嗣が士郎に話した〖誰かを救うということは誰かを救わないということなんだ〗という言葉を彷彿とさせる意見でしたが…

それでも士郎はアーチャーが多くの無関係な者を巻き込むキャスターを逃がす、その考えに納得することが出来ず対立してしまいます。

初の脱落者は…⁈

アーチャーの士郎に対する攻撃を謝罪し、改めて協力関係を確認する凛でしたが、学校にはまがまがしい結界が発動してしまいます…。

生気がなくなり始めている生徒達を救うため、二人はマスターであることが判明した慎二を探しますが、慎二のサーヴァント・ライダーは既に何者かに殺されていました。

第5次初の脱落者となった慎二は、保護を求め教会へ向かいますが、自分が負けたのはライダーが弱いサーヴァントだったからだと抗議します。

言峰はそんな慎二にギルガメッシュをあてがうのでした。

裏切りの魔女

一方、凜と士郎とセイバーは、外出した帰り道、大河を人質にとったキャスターが現れ、大河を解放してほしければセイバーを渡すよう脅されます…

令呪と共に自分の片腕を差し出そうとする士郎。

慌てて迎撃に出たセイバーでしたが、キャスターの短剣がその胸を貫き宝具【ルールブレイカー】を発動します…士郎の令呪も消えてしまいます…ルールブレイカーにより、士郎とセイバーの契約は消滅しキャスターがセイバーのマスターに…。

裏切りのアーチャー⁈

セイバーを奪還しキャスター陣営を倒すべく、戦いを挑んだ凛とアーチャーでしたが、闘いの最中、密かに士郎が来ていることを目視したアーチャーは、突然攻撃の矛先を凛に向けます。

自分のために強い方に下る…と言いキャスターのルールブレイカーを自らすすんで受けるアーチャー。

凛の手から消える令呪

聖杯の器

サーヴァントを失った凛と士郎は再びセイバーアーチャーを取り戻すため、イリヤに協力を求めるべく、アインツベルン城をめざしますが、そこで目にしたのは、ギルガメッシュバーサーカーを倒し、イリヤの心臓を抜き取る姿でした。

いよいよ成す術がなくなったかに思われた士郎と凛でしたが、ランサーが二人に協力を申し出ます。

キャスターとの対決

キャスター陣営を倒すためランサーはアーチャーと、凛はキャスター士郎は葛木とそれぞえ対峙します…。

キャスターの劣勢に、葛木が介入し、ピンチに陥る凛を救ったのはアーチャーでした。

やっぱりアーチャーは裏切者なんかじゃなかった…と、きっと誰もが思った次の瞬間、キャスターと葛木を倒したアーチャーの攻撃は今度は士郎に向けられます。

アーチャーの目的とは⁈

アーチャーの願望…それは衛宮士郎を殺すことでした。

士郎を救うためセイバーは新たな契約を凛と交わします。

凛をマスターに迎えたセイバーと戦うのは分が悪いアーチャーは、ひとまず凛を人質にとり、立ち去ります。ランサーは凛を救出へむかい、士郎はアーチャーと理想を懸けた戦いが始まろうとしていました。

士郎を狙う理由を問うセイバーに、アーチャーがいよいよ隠されてきた真実を語り始めます。

アーチャーの正体⁈

人を守る為に〖守護者〗になったアーチャー。

しかし実際のところは命じられるまま人を殺す掃除屋にすぎませんでした。

多くの人を救ってきたのは違いないけれど、そのために少ない数の人たちを犠牲にしてきたこと、もうその数も数えきれないほどの人を手にかけたこと…

そうしてはじめて、人を救うためには、少なからず誰かを犠牲にしなければならない…それこそが正義の味方の在り方なのだと気づいた。

アーチャーの正体…それは、【英霊・エミヤ】

誰も傷つけないで全ての人を救う…という理想を抱き続けたなれの果て…衛宮士郎の未来の姿…でした。

そしてアーチャーは、借り物の理想、実現できない理想を抱く士郎がたどる悲劇の未来=自分を断ち切るため士郎を抹殺しようとしているのです。

ランサー脱落

一方、凜を救出に向かったランサーでしたが…。

凛の父を騙し討ちして殺したことを凛に明かし、凛をも手にかけようとした言峰に歯向かって凛の側にたったことで、令呪を使われ自害させられますが、言峰のことも道連れにして脱落してしまいました…。

賽は投げられた

士郎はアーチャーとの戦いの中で、荒野で無数の剣で貫かれたまま立ちすくむ壮絶なアーチャーの姿を見ます。

それでも、自分を助けた切嗣の姿があまりに幸せそうで、切嗣のようになりたいと憧れ、果たされなかった願いに絶望した切嗣の姿をみて、心の底から正義の味方になりたいと思ったのはまぎれもなく自身の願いなのだと、士郎はあらためて自分の理想を追う決意をする

そしてついに士郎とアーとチャーの対決が終結する…士郎が『俺の勝ちだ』と呟くと、

アーチャーも『私の敗北だ』と認める…。

そんなアーチャーの体をギルガメッシュの剣が貫く…。

『(ギルガメッシュは)お前が倒せ』と士郎に言い残し消えていくアーチャー。

最終決戦

ギルガメッシュの〖人類一掃〗を目的とした聖杯の召喚が始まろうとしていました。

慎二にイリヤの心臓を埋め込むことで慎二を聖杯の器にして…。

聖杯によって厄災が起きるのを止めるため、士郎はギルガメッシュと、凛は聖杯に取り込まれている慎二を助けに、そしてセイバーは聖杯を破壊する…それぞれの最後の戦いが始まろうとしていました。

士郎の覚醒とギルガメッシュの慢心

圧倒的にギルガメッシュが有利であり、早々に宝具・乖離剣エアなどを使用されたらひとたまりもなかったのでしょうが…

ギルガメッシュ曰く、雑種などに本気を出す次点で敗北だ…というように、慢心したギルガメッシュの油断の前に、士郎の固有結界・無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)が発動し、ギルガメッシュをあと一歩まで追い詰める士郎。

しかしその時、固有結界が解けてしまい逆にギルガメッシュが攻撃を仕掛けようとしたところで、セイバーが破壊した聖杯がギルガメッシュを取り込むべく渦の中へ巻き込もうと襲ってきます。

自らの鎖を士郎の左腕に巻き付け踏みとどまろうとしたギルガメッシュに、消えたはずのアーチャーの矢がとどめをさします。

聖杯を破壊したセイバーは士郎の戦いの行方を凛に託し消えていくのでした。

エミヤもやっぱり士郎だった…⁈

人型に成長した聖杯に押しつぶされそうになった凛のことも救ったのはアーチャー。

しかし、そんな凛とアーチャーに別れの時がやってきます。

再契約したい凛に、そんな資格も目的ももうない…というアーチャー。

凛…私を頼む、知っての通り頼りないヤツだからな。君が支えてやってくれ

そう話して振り返るアーチャーのその笑顔は英霊・エミヤではなく、衛宮士郎そのものでした。

結局は救われないアーチャーを思って涙を流す凛に対し、

大丈夫だよ。遠坂…俺もこれからがんばっていくから…

という最後の言葉を言い残し静かに消えていくのでした…。

エピローグ

聖杯戦争の終結から2年後…

士郎と凛は…共にロンドンへ留学中。

凛は士郎をアーチャーにしないため、奮闘しています。

理想は揺るがない…けれどアーチャーの未来が怖くないと言ったらウソになります…

凛はそんな士郎を、例え同じ未来が待っていたとしても、わかっているなら更に理想のその先を目指せばいい…と励まします。

守護者に戻ったアーチャー

もとの世界へ戻ったアーチャーは相変わらず孤独で壮絶な変わらぬ日々を送るのでしょう。

それでも聖杯戦争で、自分と、後悔と…向き合ってきた…そして士郎の理想を受け入れた。

その結果に完全に納得をした訳ではない…それでももう進むしかない…かすかな光が見えたから…。

〖Unlimited Blade Works  〗まとめ

士郎が〖正義の味方〗になりたいのは、それが切嗣の願いだったから…。

しかしながら切嗣から〖正義の味方とは何か?〗という意味を正しく受け取っていない士郎は、ただただ誰も傷つかない方法だったり、人のためになれる自分になろうとすることだったり…と正義への想いは歪んでいってしまいます。

その結果自我がない士郎…自分より他人が大切な士郎…例えば自分の命と引き換えにでも他人を救おうとする自己犠牲…そんな壊れた士郎の人格を形成してしまいます…。

アーチャーはそんな衛宮士郎の未来の姿の一つであり、理想の末に辿り着いた悲劇を実感し後悔しているから、過去の抹殺を目論みます…。

けれども結局は衛宮士郎の理想は変わりませんでした

それはアーチャーが救われることもないことを示唆しています。

それでも凛の前から消える際の最後の笑顔の意味は……アーチャーにもきっと何かの光がみえたのだと思いたいですね。

ラストシーンで荒野を歩いている赤毛の人物は…きっとアーチャーとは違う理想の先を見つけることが出来た未来の士郎…だったらいいですね。

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