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TRIGUN STAMPEDEアニメ2期続編はある?感想や評価まとめ

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TRIGUN STAMPEDEは、2022年冬アニメの一つです。

原作漫画『トライガン』及び『トライガン・マキシマム』は1995~2007年に描かれ、1998年には一度アニメ化

まだ原作が半分も進まない内のアニメ化だったため、旧アニメの終盤はオリジナル展開となり、その結果人気キャラクターも死亡するという思い切った原作改変があったにもかかわらず、

原作もアニメも未だにそれぞれ名作と語り伝えられる作品です。

それが2023年に大小さまざまな設定、キャラクターのビジュアルや声優陣も一新してTRIGUN STAMPEDEとして生まれ変わることとなりました。

未だ根強いファンが多い中、TRIGUN STAMPEDEはどう受け取られたのでしょうか。

また、1クール全12話と短い話数でしたが、アニメ2期の続編はあるのでしょうか。

気になる情報をまとめてみます!

目次

TRIGUN STAMPEDE続編はある?

TRIGUN STAMPEDE最終話直前に、完結編製作決定が発表されました!!

原作ファンやTRIGUN STAMPEDEを見ていた視聴者はわかると思いますが、12話では到底終わりようのない話なので、続編が決定して胸をなでおろしたのではないでしょうか。

ただ、この『完結編』なるものがどのような形になるのか———また地上波アニメとなるのか、配信サイトオリジナルアニメとなるのか、はたまた劇場版となるのかなど、詳細は不明です(2023年4月5日現在)。

本当はここで『原作で何巻まで進んだか』などもお知らせしたかったのですが…これまた最終話まで見た原作ファンはお判りでしょう。

TRIGUN STAMPEDE、時系列はどこだ?

って混乱してしまう最終回でした。

GUNG-HO-GUNSも出て、ヴァッシュとナイヴスの正体も明かされ、盛大な兄弟対決まで描いておきながら、最後の最後で

これ、実は時間軸としてはトライガン無印終了までしか終わっていない? 続編はトライガン・マキシマム開始からになるってこと??

と思わせる終わり方になっていました。

STAMPEDEはトライガンのただのリメイクではなく、本当に物語の土台から一度まっさらにした上で、一から作り直した作品だったようです。

原作・旧アニメとあまりにも違い過ぎて、表に出ている情報だけでも賛否両論、初回数話見るだけで激論を巻き起こしてきた本作ですが、

原作・旧アニメとのあまりにも大きすぎる相違点も、最終話で「そう持ち込むためにわざと変えていたのか…!!」と愕然とさせられたものがいくつかあったので、

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1679747475

できることなら少なくともTRIGUN STAMPEDE最終話まで視聴したうえで各々評価していただきたいと思います。

ミリィがおっさんになっていて絶望したそこのあなた!まだ希望は残されていますよ!!

TRIGUN STAMPEDEは不評?

TRIGUN STAMPEDEは原作からの変更点がかなりあることでも有名です。

放映前からかなりの動揺があり、最終話まで見ても設定だけでなく時系列までいじられていることがわかり、原作ファンは驚きを隠せません。

これらの思い切った変更点も含め、TRIGUN STAMPEDEの評判はいいのでしょうか、悪いのでしょうか。

原作を変えすぎて不評?

TRIGUN STAMPEDEの感想を調べると、良くあげられるのが「これじゃない」です。検索候補にも出てきますね。

無理もありません。原作はSFでありながらほこりと硝煙のにおいが漂いそうな西部劇感が魅力だった作品です。

旧アニメもそこを大事に、人情話を丁寧に描き、むしろ原作以上に西部劇調の強い作品として仕上げ、それが大反響を得たのですから。

しかし、TRIGUN STAMPEDEは逆にSF感を前面に押し出しました。

おそらく完全3DCG作品であること、旧アニメとの差別化のためあえて極端に西部劇感を薄めてSF感を強くしたのでしょう。

そこまではまだ納得できたファンもいたでしょう。

なにせ15年も前に完結した作品です。当時のファンは今や立派な大人。アニメ制作における大人の事情や思惑も慮れる年齢ですから。

とはいえ、SF感を丸出しにするにしても、ヴァッシュのトレードマークだったトンガリ頭弾痕の目立つロングコートつるがジグザグのサングラスが様変わりしたこと、

保険協会のベテランOLメリルが新人記者に、相棒の新人メリル中年のアルコールおっさんになっていたこと等、作品の象徴やメッセージ性を変えてしまうほどの改変は多くのファンの反発を買いました。

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1677933968

実際に放映が始まってみても、ヴァッシュの扱う銃が違う、まったく別々のキャラクターが一人に無理やり集約されている、敵キャラクターの辿る末路が違う等、改変…というのでは生易しく感じるほど大きく変えられており、原作を知れば知るほど混乱する問題作となりました。

また、原作も旧アニメも序盤は人情話に重きを置いていて、あまりにも辛く壮絶なものを内包しながらもヴァッシュの「ラブ&ピース!」やメリル・ウルフウッドの突っ込み、心温まる交流が挟まるおかげでキャラクターに感情移入でき、ヴァッシュが人間を愛する理由付けと救いがありました。

しかし、STAMPEDEは…序盤から容赦ない鬱展開の連続で「え、こんなつらい話だったの⁉」と面食らった視聴者も多かったことでしょう。

西部劇調と共に作品の明るい面をはぎ取ってしまったような作品となっていました。

なにせ12年も連載した作品のアニメ化なのに1クール全12話だというのですから(最初から続編を念頭に置いていたとしても)、無茶な話なのです。

そりゃあ、人情話やらコントやら繰り広げる余裕もなく、本筋のシリアスに集中してしまうわけですよ。

評価する声も

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1677933968

しかし、これだけ大きく変えたというのに、高く評価する声も多数あります。

まずは、CGアニメのクオリティの高さでしょう。

単純に画がキレイなだけでなく、西部劇感交えていた原作を忘れず古びたメカや錆びついた街並み、埃っぽい衣服など、質感の再現度がかなり高いです。

そして、アクションが動く動く。動く動く。動くうご…ちょっと、映画でもここまで動きませんよってくらいに動く…!!!

キャラクターも弾丸もカメラワークもぐるんぐるん動き過ぎて酔いそうなほどでした。VRで見てみたいですね。

それを見て思い知るのです。

このクオリティを長期間維持するの、無理だわ。

トライガンを1クールに収めるのは土台無理な話ですが、3DCGのこのクオリティを維持するのは1クールが限界だろうことも痛感してしまいました。

しかし、トライガンを描くうえでこのクオリティを落とすわけにはいかなかったのでしょうね。わかります。

なので、この3DCGのクオリティを見てしまうと、無理やり1クールしか確保しなかったのも納得せざるを得ないのです。

続編がどれくらい描かれるのかわかりませんが、原作のようにマキシマム開始から長期戦になったとしても、一度に出せるのは1クール毎かもしれませんね。

原作者のお墨付き!

何より、原作者が誰よりも高く評価しているのが心強いですね。

緻密な設定の上に成り立つ作品をアニメ化するとき、一番大変なのが原作との整合性です。

その点、TRIGUN STAMPEDEは5年以上も前から原作者と協議を重ね、映画並みのあらゆるコストをかけて作り上げられた作品でした。

その力の入れようと熱意に、原作者は踊り狂っているのが目に見えるような感想ツイートを毎週リアルタイムで連投するのでした…

旧アニメがハマらなかった人にハマるかも?

ここだけの話…あまりにも名作と名高い旧アニメですが、「正直、ちょっと違ったかな」と言う人がいないわけではありません。

当時の勢いと評判があまりにもすごく、その評価が未だに強いためあまり表立って言われることはありませんでしたが、

やはりオリジナル要素が多いアニメ化は、どうしても「自分には合わなかった」という人が出てきます。

実は、私もその一人です。

合わなかったというか、解釈が違いました。

旧アニメが原作リスペクトにあふれていることも、クオリティが高いことも理解しているし、理解しているからこそわざわざ声高には言いませんでしたが、「正直、自分にとってはちょっと違和感があったな」というのが本音です。

そんな私にとっては、むしろTRIGUN STAMPEDEの方が強くハマりました。

例えば、ウルフウッドの柄の悪さに「そうそう、ウルフウッドってこんな感じ!!」ともろ手を挙げて喜んでしまいました。

あと、子ども時代のナイヴスも…そうそう、この狂気、この狂気だよ…と鳥肌が立つくらい原作通りでした。

https://www.animatetimes.com/tag_img/details.php?id=15802&p=10&n=1

「これじゃない」「思ってたんと違う」と言われるのも無理はないと思いますが、「こういうトライガンも見たかったんだよね」というところを描いてもらえたように思います。

まとめ

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1679747475

予想されていた通り全12話では到底収まらず、続編製作決定したTRIGUN STAMPEDE。

令和の新解釈トライガンが今後どう展開するのか、まだまだ目が離せません!

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