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薬屋のひとりごとの声優が合ってない?櫻井孝宏の降板理由は?

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『薬屋のひとりごと』は2023年秋アニメとしてアニメ化されました。

「小説家になろう」初の作品の中でも随一の人気を誇る『薬屋のひとりごと』ですが、二つのコミカライズ版があり、その二つともが評価が高く、それぞれの掲載誌で看板作品になっているという実力派。

そんな『薬屋のひとりごと』がようやく待望のアニメ化となり、「やっとアニメ化来た!」とファンはもろ手を挙げて喜び、実際初回の3話連続放送の評判は上々。背景や演出の丁寧さに製作側も力を入れていることが見て取れる良作となりました。

ただ、一点。キャスティングに対して不満の声を上げている人もいるようです。

特に壬氏役がドラマCDの櫻井孝宏さんから変わっていることは大きな波紋を呼んでいます。

なぜドラマCD版から声優が変わったのでしょうか。

壬氏以外のキャスティングはどうなっているのかなど、薬屋のひとりごとの声優関係について調べてみました。

目次

「薬屋のひとりごと」ドラマCDとアニメ版の声優一覧表

まず、ドラマCD版とアニメ版の声優はどう変わっているのでしょうか。

https://herobunko.com/books/hero14/13499/

実は、主人公の猫猫以外全員変わっています。

キャラクター名ドラマCD版の声優アニメ版の声優
猫猫悠木碧悠木碧
壬氏櫻井孝宏大塚剛央
高順津田健次郎小西克幸
玉葉妃日笠陽子種﨑敦美
紅娘新田京助豊口めぐみ
桜花上條沙恵子引坂理絵
貴園守屋亨香田中貴子
愛藍河野茉莉石井未紗
李白内匠靖明赤羽根健治
やぶ医者(虞淵)小形満かぬか光明

ご覧の通り、猫猫以外総入れ替えです。

むしろこれだけ入れ替えておいて、猫猫だけは悠木さんで統一したことの方が凄いのかもしれません…製作陣によっぽど「猫猫だけは悠木さんでなければ!」と思わせたのでしょう。

しかし、これだけ声優がガラッと入れ替わっている中、声が変わったことを特に気にされているのが、壬氏役

櫻井さんが降板したことには、他の声優さんとは違う理由も含まれているようです。

櫻井孝宏の降板理由は?

櫻井孝宏さんの降板理由として考えられているのが、昨年末から明らかにされたの複数の女性たちとの浮気・不倫問題です。

実は櫻井さん、少なくとも二人以上の女性と同時に交際しておきながら、別の女性と2018年に結婚。

しかし結婚後も結婚したことを伏せたまま、二人の女性と交際し続けたのだと聞きます。

櫻井さんはこの件を理由に『モノノ怪』の薬売り役『新しい上司はど天然』の白崎優清役なども降板しているので、今回、当たり役と評判だった『薬屋のひとりごと』の壬氏役も同じ理由で降板となったのだろうと噂されています。

不倫が仕事に支障をきたすのか?

しかし、浮気や不倫をしながらも芸能活動を続け、過去にはそれをネタにする人すらいました。

櫻井さんの場合はなぜ降板が続くという厳しい状況に陥っているのでしょうか。

女性ファンへの配慮

まず考えられるのが、『薬屋のひとりごと』も『新しい上司はど天然』も女性ファンの多い作品である、ということです。

櫻井さんの不倫問題は、結婚したことを隠しておきながら、交際女性に結婚をチラつかせて関係を続けていた、というものでした。

不倫と言うだけでも女性の印象を悪くするのに、櫻井さんに好意を寄せ結婚を望む相手の気持ちを利用し踏みにじっていたわけですから、櫻井さんに対する女性側の評判はかなり下がってしまったことが考えられます。

役の立ち位置にふさわしくない

『薬屋のひとりごと』の壬氏も『モノノ怪』の薬売りも、後宮(大奥)という女の花園に身を置き、女性たちのトラブルを解決させる役割です。

特に壬氏は、自らの美貌を武器にしてはいますが、それは大奥に勤めながら他の男に目移りするような不届きものをあぶりだすための演技。

自分の美しさに自信はあり自意識過剰ではありますが、女性たちの問題に真摯に向き合い、時には寄り添う誠実さが必要な役です。

その役を表現する役者が不誠実な方法で複数人と不倫関係にあったとなると…役と役者の人柄は別物とはいえ、説得力に欠けると感じてしまうひともいるでしょう。

実際、『モノノ怪』の薬売りはそれを理由に降板されています。

職場への配慮

もう一つ考えられるのが、実際に共に仕事をする職場の人たちへの配慮です。

何故なら、櫻井さんの結婚相手や不倫相手の方々は、仕事仲間が多かったのです。

『薬屋のひとりごと』は後宮を舞台にしているため、声優さんだけでも女性が圧倒的に多いことがわかります。

何なら原作者も挿絵のイラストレーターも二つのコミカライズの作画担当も全員女性です。

過去に複数人との不倫が発覚したからといって、今後も繰り返すとは限りませんが、そのような不安は避けたがる製作陣があったとしても不思議ではないと思います。

実際、一般企業でも『職場恋愛禁止』を掲げるところは少なくありません。

仕事仲間同士での恋愛トラブルは、本人同士はもちろんのこと、周りへの影響もかなり大きく難しいものになるからです。

薬屋のひとりごとの声の評判は?

薬屋のひとりごとの声優の評判を、悪い評判・良い評判で分けてみました。

悪い評判

悪い評判で多いのは、「壬氏役櫻井さんがよかった」と言う声です。

また、「全体的にイメージと違う」と言う人もけっこういるようでした。

壬氏役が櫻井さんじゃない!

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やはり、先に櫻井さんの壬氏を聞きなれていた方の多くは戸惑いを隠せないようです。

壬氏といえば、無駄に色気を振りまく歩くフェロモンのようなキャラクター(言い方)なので、色気ある男性声優の筆頭である櫻井さんが降板されたことを惜しむ人は多いようですね。

猫猫はもっと淡々としていてほしかった

また、意外にも唯一声優変更のなかった猫猫も「イメージが違う」と言う人がいました。

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理由の多くは「もっと淡々としていてほしかった」「ちょっと少年っぽすぎる」というもの。

悠木さんの猫猫はアニメキャラクター(しかも主人公)としてはかなりテンション低い方だとは思うのですが、一言に「淡々としている」と言っても、どれくらいのレベルを求めるかは人によって違うので、加減が難しいですね。

アニメ版を評価する声

しかし、全体的には評価する声が大きいようです。

猫猫が原作通り!?

一番評価が高かったのは、悠木さんの猫猫です。

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淡々としている」「塩対応」という画面映えしない特徴を残しつつ、主人公らしい存在感も残すのは、かなりのバランス感覚が要される難しい役どころ。

悠木さんはそこを上手に掴まれているように思います。

大塚さん壬氏の方がイメージに合う人も

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アニメ版の大塚剛央さん演じる壬氏も評価されており、中には「櫻井さんより大塚さんの方がイメージに合う」と言う人も少なからずいるようです。

かくいう私も、どちらかというと大塚さんの方が壬氏のイメージに近く感じています。

確かに色気は櫻井さんに軍配があがりますが、壬氏の実年齢本来の人柄を考えると、大塚さんの演技の方が素の壬氏を素直に演じてくれそうで期待しています。

脇役の配役もいい!

また、猫猫と壬氏以外も、脇役の評価も高いのが特徴。

小蘭役の久野美咲さんの小動物のようなかわいらしさは、それこそ原作通りですし、

種崎敦美さんの玉葉妃の、朗らかでいて知的な雰囲気は素敵です。

少し出ただけですが、猫猫の父役の家中宏さんの人のよさそうな演技も印象的でした。早く出番がきてほしいです。

評判が二分する理由

しかし、これだけ評判が正反対に分かれるのも珍しいですが、それには理由があります。

『薬屋のひとりごと』は小説版が原作ですが、コミカライズが2パターンあり、双方が共に高い評価を得ているのです。

恐らく読者が多いのは原作小説以上にコミカライズの方ですが、この時点で人気、そして解釈が二分しています

例えば、アニメ版猫猫の評価が「塩対応でいい」と言う人と「もっと淡々としてほしい」「抑揚あり過ぎ」と感じる人がいますが、

原作小説の猫猫は恐ろしく淡々としています。サンデー版もそれに習って比較的クールに描かれていますが、ビッグガンガン版の猫猫はギャグ調で猫耳をはやしたり、年相応に愛らしく描かれています。

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こう書くと、ビッグガンガン版は解釈が間違っているように感じられるかもしれませんが、ここで注意したいのが、原作小説は猫猫の一人称で描かれている、という事です。

一人称小説というものは、主人公の目を通した解釈で物語が描かれます

しかし、主人公の視点が常に正確に事実を記録しているわけではありません。そこには一人の人間の限界として、主人公自身の知り得た情報しか描かれない『視野の狭さと、主人公の解釈で彩られた『主観と言うものが必ず情報を偏らせているのです。

何が言いたいかと言うと、猫猫本人は自分のことを感情が乏しくかわいげもない冷めた人間だと思っていますが、周りから見て本当にそうなのかは他のキャラクターの言動から推し量るしかなく、そこに解釈の余地がかなりあるということです。

猫猫は頭の回転が速く、知識が豊富で、比較的冷静さを保ち続けられる丹力があり、物事を客観的に見ようと努力できる人物ですが、一度激情に駆られるとあっさり視野が狭まり、薬のことで浮かれて踊ったり、高貴な方々の目の前で恫喝したりしてしまう気の短さもある人物。

実際は、本人が思っているほどは冷めたキャラクターではないことは察せられるように原作小説でも描かれているので、ビッグガンガン版の猫耳猫猫も十分あり得る範囲内なのです。

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そしてこれは、声のイメージや声優さんの演技にも言えることです。

恐らく、原作小説ファンサンデー版ファンビッグガンガン版ファンの間で各キャラクターのイメージはある程度差があるはずです。

なので、アニメ版の声優の評価も自然と二分してくるのです。

個人的に、ビッグガンガン版のファンは壬氏=櫻井さんのイメージが強く、悠木さんの猫猫が物足りなく感じ、

サンデー版ファンの方には悠木さんの猫猫にもっと淡々とした感じを求める傾向があるように感じています。

あとがき

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「今期の覇権では」とも噂されるアニメ版『薬屋のひとりごと』。

ところが、二種類のコミカライズも評価が分かれるように、声優の受け取り方も二分しているようです。

しかし、作りが丁寧でストーリーが面白いことは、見た人の多くが太鼓判を押しています。

アニメ版もまた『薬屋のひとりごと』の中の一作として、他のメディアミックスと切磋琢磨する存在になってくれると面白いですね。

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