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クリスマスにはシャケを食えの元ネタとは?【ルパパト】

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サモーン・シャケキスタンチンだァ!

クリスマス時期に、農林水産省のX(旧Twitter)サモーン・シャケキスタンチンと名乗る怪人にジャックされる、という風物詩ができています。

冒頭のセリフでジャックを開始し、最後には「#クリスマスにはシャケを食え!」とハッシュタグと共に吐き捨てて終わるこの流れが、なぜかネット上ではもてはやされ、実際にこの時期のシャケの売り上げに貢献しているのだそうです。

この『サモーン・シャケキスタンチン』が何者なのか、

なぜクリスマスと縁もゆかりもない「シャケを食え」とアピールしてくるのか、

謎のネットミーム『サモーン・シャケキスタンチン』に迫ります!

目次

サモーン・シャケキスタンチンとは?

https://www.tv-asahi.co.jp/lvsp/

サモーン・シャケキスタンチンは、2018年のスーパー戦隊モノ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー(通称「ルパパト」)』に出てきたギャングラー怪人の一人です。

登場回はわずか一話のみだったのですが、

「クリスマスには鮭を食え!」

「ノーモアチキン!」「ノーチキン!」

とわめきながら町中のチキンを全てシャケにすげ変えてしまう、それも生の鶏肉は生鮭に、ローストチキンは焼き鮭に、とTPOに合わせた(?)丁寧な仕事をしていく妙に几帳面な怪人で、

この意味不明なノリと勢いが視聴者を圧倒し、その年のクリスマス時期のシャケの売り上げを本当に伸ばしてしまったという、現実にまで影響を及ぼした罪深き怪人です。

放送直後のHOTワードにはサモーン関連の単語がズラリと並ぶ事態になり、その後しばらくはシャケを見るだけでサモーンを思い出してしまうという症状に悩む視聴者が相次ぎました。

サモーンと農林水産省の癒着

そこになぜか目を付けたのが農林水産省

2019年のクリスマス時期に、素知らぬ顔で、まずFacebookでクリスマス向けサーモン料理を紹介し、その記事をTwitterアカウントで「#サーモンでクリス鱒」のハッシュタグ付きで投稿。

それまではクリスマスと鮭の関連性は皆無だったので、明らかに前年度のサモーン騒動を意識したキャンペーンだと考えられます。

2021年のクリスマス時期には堂々と「#クリスマスにはシャケを食え」タグでちゃんちゃん焼きを紹介。

ついには2023年。サモーン・シャケキスタンチンを正式採用し、X(旧Twitter)を乗っ取らせシャケを売りつけさせ、ネット上の話題をかっさらうことに成功したのです。

そう、「ジャックされた」等と言っていますが、実はサモーンのジャックは農林水産省の指示。

その証拠に、ジャックされた後で農林水産省はサモーンに感謝を述べ、動画まで上げているのです!

なんてあからさまな癒着!

ちなみに、サモーンが農林水産省のXをジャックするのは、クリスマスはもちろんのことですが、実は3月7日にもジャックしています。

なぜなら、3月7日魚の日だからです。

こんなに現実にシャケ影響を与えた怪人が今までいたでしょうか。

サモーン・シャケキスタンチン登場回は何話?

もはや忘れることのできないカオス回となってしまったサーモン・シャケキスタンチンの登場回は、

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第45話『クリスマスを楽しみに』

穏やかなサブタイトルに騙された、徹頭徹尾シャケまみれのシャケ回です。

ちなみに2023年12月24日11時、わざわざYouTubeでプレミア公開することが知らされ、サモーンの影響はますます甚大な被害を与えることが予測されます。

これも恐らく、農林水産省の手によるものでしょう。

国を味方につけるとは、恐ろしい怪人がいたものですね。

サモーン・シャケキスタンチンの農林水産省ジャックの評判

いつもは『悪い評判』『良い評判』をそれぞれまとめるのですが、良いも悪いもみんな戸惑っているんですよね。影響力の凄さに。どうしてこうなった。

悪い評判

悪いというか、サモーンが市民権を獲得してしまっている現状にいろんな心配をしている人たちがいます。

ヒーロー側は今…

農林水産省都会人の癒着という前代未聞の事態に、ヒーロー側の苦労を慮る人続出です。

特に警察の一部隊と言う扱いのパトレンジャーは、被害者でありながら複雑な立場に立たされていることが想像されます。

実は重要な話

また、サモーン回だけ単独でYouTube公開されてしまいましたが、

この回、実は正体を隠して活動し続けていたルパンレンジャーの正体がパトレンジャー側にばれ、次回からシリアスルート突入するという、ルパパトの中ではかなり重要な分岐点になる話なので、「ここだけ公開しても終盤が意味不明では」というツッコミもあります。

立派な犯罪行為

暴力行為は無かったものの、実は肉と魚は衛生法が別物なので、鶏と魚を入れ替えるのは立派な法律違反

実際にやられた店側にとっては洒落にならない犯罪だ、という指摘もあります。

良い評判

これだけ息が長くなった理由は、サモーンの人柄に寄ります。

非暴力的な怪人

サモーンは怪人でありながら、実は誰も人を害しておらず、ただひたすらシャケを強要するだけという、怪人の風上にも置けない非暴力的(?)な存在。

奪ったチキンの代わりにシャケを置いて行ったり、乗り込んでおきながら最初に謝罪を口にしていたりと、妙に律儀な面もあり、憎めない怪人でもあります。

もはや愛され怪人

さらには、当時パトレン2号を演じた俳優さんご自身がTwitterで反応を示すなど、

もはや風物詩として定着し、愛され始めています。

まとめ

クリスマスにはシャケを食え!

と、全く脈絡のないネットミームで話題になり、その影響力を農林水産省に買われてしまった怪人サモーン・シャケキスタンチン

彼がいつまで活躍するのか、今後がちょっと楽しみだったりします。

だって、なぜか本当に鮭が食べたくなってくるんですもの…シャケ、買って帰るか。

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